会社というものは、人間でできているんだなと実感した。

コマアキです。

 

自分の勤めている会社では、最近人事異動がありました。

それがなんとまあ、一方的な見解だなあと感じる部分がありました。

この人はこうだから、今後はこういう仕事をしてもらうとか、きれいな言葉で並べてはいたけれど、個人の好き嫌いが思いっきり出ていると感じました。

 

異動をくらった人は、会社のためを思って、様々なことを注意してくれていたのだと思うけど、それを聞かずにうやむやにしていました。

でも、それが積もり積もって会社の重大な問題になり、ようやく状況に気付くが、前々から問題を指摘していた人にとっては「何を今さら」って感じです。

もう動く気もあまり起きてこない。

なぜなら問題が大きくなりすぎていて、まだ小さいころには対応できたけれど、この規模になったらどうしたらよいかわからない。

それを見た張本人は、「あいつはやる気がない、そんな奴はいらない！」となる。

そして、早いうちから注意してくれていた人をとばしてしまった。

 

これはつまり、問題を先送りにする人間が、それを注意してくれている人に対して勝手に不満を抱き、深刻な状況になったら気に入らない人、すなわちしつこく問題を指摘してくれていた人を追い出したよっていうことです。

これって本人の性格の問題ですよね？

最初から問題と向き合って、解決していれば、深刻な状況にはならなかったし、会社のためを思ってくれる人を手放さなくてよかったのですから。

 

自分はこの一連の流れを見て、会社って本当に人間でできているんだなと思いました。

会社が公平に判断すれば、正さないといけないのは問題を先送りにした人になると思います。

しかし、責任をとらされたのは、一番上にいる人間が気に入らなかった人だったから。

公平な判断ではなく、一人の人間の都合で決められてしまった。

 

それだけならいいけれど、こんな理不尽なことでとばっちりをくらうなんて、本当にごめんだ。

この状況からすれば、ちょっとでも機嫌を損ねたら、今度は自分が責任をおっつけられる可能性も十分にある。

一人の人間の勝手な都合で、生活が変えられてしまうこともあるなんて、思いもしなかった。

別に喜んでいるわけじゃあないけれど、社会ってこんな汚いことがあるって身に染みて体験できたことはとてもいいことだと思う。

世の中って本当に何でもアリだな。

 

以上、コマアキでした。