みそ汁はカツオだしで。

本を読んだ感想や、勉強したこと、仕事について思ったことなどを書いていきます。

人事評価制度というものが自分に必要な気がした

どうもコマアキです。
 
久しぶりに読んだ本の感想を書きます。
今回は、山元浩二さんの「小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!」を読みました。
この本を読もうと思ったのは、
・最近の社内の人事に不満をもった
・自分の会社には(たぶん)そのような制度がないので、どういうものか知りたかった
・社員の育成の仕組みを知って、それを自分の成長に生かしたいと思った
からです。
 
読んでみると、人事評価制度というと給料を決めたり仕事の成績をわかるようにしたりすることなのかなと思いましたが、著者によれば、「人事評価制度=人を育てる仕組み」だそうです。(だから給料の額に反映させなくても良い)
うちの会社もそうなのですが、「社長がルール!」というところがあって、方針だとか目標なんかがイマイチよくわからない。
成績が悪くて社内もごちゃごちゃしているときに、自分のように納得のいかない人事があると、「自分も将来このように人事異動になってしまうのか?」と不安になってしまいます。
 
それに明確な評価制度が社員に共有されていないと、何を頑張ればいいのかわからないし、それでうまくいっていたとしてもやる気がでないんじゃないかと思います。
これがこれぐらいの程度でできるようになると、ステップアップできますよとか、こういう目標があるから、みんなでこう動いていきましょうねといったことがわかると、自然とどうすればいいか自分でも考えて行動できるようになりますね。
 
またこれまたうちの会社もそうなのですが、新しく入ってきた社員を育てる仕組みがありません。
少なくとも、僕は知りません。笑
自分が入って間もない頃、こういうふうに仕事を覚えていって、数年後にはこれができるようになってもらうからね、ということを言われた記憶がありません。
やるべきことは、空気を読んで自分で見つけてね、では経営側の思惑とは違う方向に育っていく可能性があります。
なので、会社の方針と評価制度が存在して、きちんと説明されていれば、自分ももっとスキルアップできたんじゃないかと思っています。
 
今回この本を読んで、人事評価制度の必要性を実感できました。
今自分が抱えている不安は、人事評価制度がないことが大きな原因になっているとも思います。
とはいえ、この本に書いてあるような人事評価制度を、会社で実行するにはうちでは無理だと思うので、自分の仕事の中にだけ落とし込んで、自分に点数をつけられるようにできたらなと思いました。
 
以上、コマアキでした。