みそ汁はカツオだしで。

本を読んだ感想や、勉強したこと、仕事について思ったことなどを書いていきます。

いい大学出た人が地元の市役所で働いていることについて

どうも、カツオだしです。
 
自分は秋田出身ですが、秋田で高校を進学校に進んだとすると、ちょっと成績がいいと、某大学を勧められます。
そして本人もその気になって、その大学が第一志望だと言い出します。
もちろん自分もそのひとりだったのですが。
きちんと勉強すれば、その大学に合格できたかもしれませんが、当時はモンハンなどゲームに熱中して、その願いはかないませんでした。
さすがに3年生になってそれなりに勉強したので、その某大学へ入ることは大変なことだと実感しました。

そしてその大学の名前を最近耳にしたのですが、それは親から聞いた話の中ででした。
自分が新卒で会社に入社した年、その年は自分の出身地の市役所に採用になったのが、全員その某大学を卒業した人だったそうです。
聞いた直後は「そりゃその大学出身者が選考にいたら、その人をとるよな」とか思ったのですが、だんだん「そんないい大学出てちっちゃい町の役場かよ」と思えてきました。
そう思うのも、ひねくれた性格なのでしょうがないのですが。

でも本音を言うと悔しさがありました。
自分はなぜか「楽をしちゃ駄目だ」と思うところがあって、就職活動中もキツそうな労働条件でも気にしないようにしていました。
なので、自分がどんなに勉強しても入れなかった優秀な大学を出たのだから、小さな町の市役所なんかじゃあなく、勢いのある民間企業とかで活躍して欲しいなと思ったのです。

でも、本人がよければそれでいいんですよね。
その「楽をしちゃ駄目」という考え方が足を引っ張っているかもしれないことに、最近気づいたんです。
「早く帰るなんてよくない」「もっとたくさん働かなきゃ」と考えていると、無駄なことにも時間を遣っているかもしれない。
実際今までの自分がそうでした。
「楽しちゃ駄目」という考えを捨てないと、これから先も成績も上がらないだろうし、体ももたないと思う。

そんなわけで、改めて考えを変えるべきことに気づいたという話でした。
以上カツオだしでした。