長いもにどうしておがくずがついているのか
ネバネバ野菜として有名な長いも。
生で食べられるし、焼いてもおいしいので、自分もよく食べます。
スーパーで長いもを見かけると、実はお店によって色々なパッケージで売られています。
長いままで並んでいたり、手頃な大きさにカットされて真空パックになっていたり。
そして、長いもの切り口や肌におがくずが付いていることがあります。
これはなぜなのか?
長いもは生産地から運ばれてくるとき、掘り出したままの1本の長いもが、細長い箱に何本か入っていて、隙間なくおがくずがたんまり入っています。
これは運ばれる過程で折れるのを防いでおり、産地からスーパーに入って、適度な大きさにカットされるなどしてお店に並びます。
おがくずをキレイに取り除こうと水で洗うと、どうしても傷みやすいので、おがくずが付いたままにするわけです。
また、木には湿度を調整できるので、適度な湿気を保つ役割もあるそうです。
ただ、湿度の高い状態が続くと、おがくずの臭いが長いもに染み付いてしまうこともあるそうです。
また長いもは光に反応して褐色になるので、並んで時間が経ちすぎたものが真っ赤になってるのをたまに見ます。こういうものはたぶん鮮度が良くないと思います。
また、真空パックになって売られている長いもについて、たまに食べた時に口の中がピリピリするものがあります。
これは長いもから出てくるガスが原因だそうで、真空パックだとガスが長いもの中にとどまってしまうからです。
これを避ける方法ですが、真空パックの長いもを買ってお家に帰ってきたら、その封をあけ、一晩冷蔵庫で保管した後に食べると良いです。
封を開けると切り口が空気に触れて赤くなるので、どのみち買ったらなるべく早めに食べましょう。
ウマい長いもは、味付けしなくてもすりおろすだけでおいしいし、千切りにしてシャキシャキ感も楽しめるし、更に煮込むとホックホクになるなど色々食べ方があって飽きないですよ~