みそ汁はカツオだしで。

本を読んだ感想や、勉強したこと、仕事について思ったことなどを書いていきます。

リコピンの持つ効用

リコピンといえば、トマトに含まれる色素です。

ミニトマトには普通のトマトより、リコピンがたくさん含まれている、など聞きます。

リコピンは「カロテノイド」の一種で、人参に含まれる「ベータカロテン」もカロテノイドの一種とのこと。

カゴメの「トマト大学」というWEBサイト(http://www.kagome.co.jp/tomato/tomato-univ/index.html)では、リコピンがとりわけ抗酸化作用が強いともあり、他にもいろいろな効用があるようです。

 

まず抗酸化作用について。

抗酸化作用とは、僕らの周りには細胞を参加させる因子がたくさんあり(紫外線、活性酸素発がん性物質、電磁波、放射線など)、それらからの酸化作用に対抗する力のことです。

これにより、がん予防や老化防止が期待できます。

 

次に、リコピンには血中のアディポネクチン濃度を上げる働きがあるようです。

アディポネクチン濃度が上がると、血中の糖を取り込んだり、脂肪酸を分解するので、動脈硬化の予防や糖尿病予防、抗炎症につながるそうです。

 

リコピンの効率よく吸収するために、脂と一緒に摂ると良いようです。

リコピンは脂に溶けやすいため、油をつかった調理をしたり、牛乳と一緒にとるのも効果的。

ただ、脂肪を分解する効果があるというのに、脂肪と一緒に吸収すると良いなんて、なんだか矛盾しているような・・・。

 

もう少し勉強する必要がありそうです。