ほうれん草や小松菜など、葉っぱは立てて保存しよう。
ほうれん草や小松菜、これからの時期はお鍋の季節なので、水菜や春菊など、葉っぱを食べる野菜についてです。
これらは保存する時、立てておくと長持ちすると聞きます。
それはなぜなのか?
野菜は動かないのでわかりにくですが、皆さんがスーパーや八百屋さんで買ってきた後も呼吸をしていて、成長しています。
人参なんかは芽や根が伸びてくるし、それこそ葉物野菜は新しい葉っぱが出てくることもあります。
そんなことで収穫後も野菜は成長しているのですが、この時重力に逆らって、つまり上に伸びていきます。
上に伸びていく時、畑にあるように立ててある状態だとそのまま伸びればいいのですが、横に寝た状態だと伸びていく方向をぐいっと変えなければならないため、とてもエネルギーをつかうのです。
そのため、味は落ちるし、葉っぱが弱くなってそこから傷みやすくなります。
だから葉物野菜は立てて保存するのが良いと言われるのですね。
ちなみに、農家さんから市場を通って、スーパーや八百屋さんに運ばれるまで、葉物野菜は背の高い箱に入って、立った状態で梱包されています。
運が良ければ、お店の人が品出しの時に、ほうれん草などが立てて箱に入っているのが見られるかもしれませんね~。
他にも人参や大根にも立てて保存することは通じるのですが、もともとこれらは貯蔵性が良いので、横になった状態で運ばれます。
しかし大根の葉っぱなんかは、横にして保存しておくと上に曲がっているのがわからります。
葉っぱの長い大根があれば試してみるのも良いかもしれません。
もちろん葉物野菜で試すのが手っ取り早いですが。笑