みそ汁はカツオだしで。

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【LD50】添加物の半数致死量とはなんだ?

どうもー、コマアキです。

 

さて、最近エナジードリンクに注目して、栄養素や添加物について調べてきました。
これらについて調べたのは、自分が食べている食べ物についてもっと知りたいと思い、添加物について詳しくなろうと思ったからです。
そして、エナジードリンクを選んだのは、たまたま好きだったからです。笑(昔から栄養ドリンクが好きでしたし、炭酸飲料の量としてはちょうどいい!)

 

さて、これまで書いたエナジードリンクの記事の中で、添加物の危険度を表す基準として、「LD50」の値を書いたことが何度かありました。
詳しい説明をしていなかったのですが、この「LD50」とは何なのか?
今回はこれについてきちんと調べてみました。

LD50というのは、半数致死量と呼ばれるもので、「ある物質を、ある状態の動物に与えた場合、その半数が死に至る量」のことです。
単位は1kgあたりの量なので、人間に当てはめる時はその人の体重をかけて、その人自身の値を求めます。

例えばアセスルファムカリウムの場合、LD50の値が2243mg/kgであるため体重50kgの人の場合、2243×50=112,150mgとなるなめ、その人はこの分だけ摂取しても半分の確立で生きているということになります。


マウスやラットを使って実験をするようですが、この実験方法については動物愛護団体が批判している記事も見かけます。
(そういえば「ブラックジャックによろしく」の最終話で斎藤さんが襲われていた・・・。そして10年くらい前に実験につかう動物の数を減らすように決められたそうですが、このことをその記事では物凄く推していました。)
実験体の運動量や呼吸量などで、だいぶ値にブレが出るようなので、その値を信用しすぎるのも良くないかと思います。

 

今までの記事の中で何度か値を出しましたが、これは「食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物」という本の値を参考にしました。
Amazon.co.jp: 食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物 (だいわ文庫): 渡辺 雄二: 本

この本の後半は添加物について、どんな効果があるのか、どのように作られるのか、人間にどんな影響があるのかや、動物実験の結果などが書かれています。
その中で、LD50の値も書いてあるのですが、これは筆者が調査した中で、最も値が高い、つまり最も危険があるものの値を記載しているそうです。
従って、この値をそのまま信じてしまうのは良くないと思いますので、あくまでも参考程度に。

 

参考程度に、と続いて何だか締りが悪いのですが、気を遣いすぎては何も食べられなくなりますし、ストレスになってしまいます。
ただ、ひとつひとつの値が正しいかどうかよりは、僕らは一日に色々な種類のものを食べますので、
1日に食べたものの中で総合的に判断するとか、専門家の方でない限り結局そういうところ留まってしまうものではないかと思います。
(自分もそうですし、専門家の方はたとえ数字で判断できるといっても、生理的に全く口に入れなさそうですよね。笑)

 

以上、コマアキでした~